看護学生インタビュー

准看護学科学生

篠塚 美羽

富山市医師会看護専門学校

准看護学科

2年(R3)

篠塚 美羽

准看護師を目指したきっかけは何ですか?

私の祖母が病弱でよく寝込むことがあり、その時に私が看病することが多くありました。その際に、看護の知識も技術もなく、祖母に何もしてあげられない自分がいました。そこで、私が看護職に就くことで、今以上に祖母や多くの病弱な方の助けになるのではないかと思いました。また、母が看護師をしており、高齢者との関わりの楽しさややりがいを感じられることを知りました。何より、母の人を助ける姿に憧れを持ち看護職に就きたいと思いました。

どんな准看護師になりたいですか?

患者さんを笑顔にできるようになりたいです。患者さんに必要な看護をただ行うだけではなく、健康の維持・向上に向け、どのような看護が必要で、なぜその看護が必要なのかを考えていきたいです。また、持ち前の明るさと笑顔で、患者さんや仲間に寄り添い、信頼し合ってみんなを笑顔にしたいです。

学生生活は楽しいですか?どんなことが楽しいですか?

実習が辛いと感じる時期は何をしても楽しくなかったです。しかし、学校に行くと一緒に看護職を目指す仲間たちがいて、辛いことを聞いてもらい励まして貰ったり、分からないことがあればアドバイスし合ったり、時には実習のことを忘れてバカ笑いしたりしています。このように、辛いことがあっても一緒に頑張る仲間がいると思うだけで心強いし、学校生活はとても楽しいです。

学校の勉強や実習はどうですか?

基礎看護技術は実習で実践できる内容が多く、授業の中に演習があるため楽しく学ぶことができています。しかし、疾患や薬剤、解剖生理などは難しくてわからない内容が多く苦戦しています。実習では、学校で学んだ疾患について、患者さんとのコミュニケーションをとりながら、日常生活援助を実践し深く学ぶことができます。授業では理解できなかった疾患も、患者さんを受け持つことで自然と勉強するようになり知識が深まります。さらに、自分のできないことが分かり、より知識・技術を身につけたいと思うようになり学習への意欲も高まりました。

学業以外で打ち込んでいることを教えてください。

ドラマや映画の鑑賞をすることです。特に、恋愛系や医療系が好きで休日にみることでストレスの解消になっています。特に医療ドラマは看護師になりたいと思ったきっかけにもなっています。また、今はコロナ禍でだめですが、好きなアーティストのライブや旅行に行くことも好きです。年に1回でも嫌なことを忘れて楽しくはしゃぐ時間があると幸せです。

これから看護職を目指す方へのメッセージをお願いします。

看護職は、免許を取得してからが大変だということはもちろんですが、学生の間も大変だと実感しました。授業では多くの科目があり、疾患、薬剤、解剖生理など難しい内容にめげそうにもなりますが、一つ一つ看護職に就くための1歩だと思い勉学に励んでいます。実習では、辛いこともありますが、患者さんとの関わりや指導者さん姿や助言から学ぶことが多くあります。また、実習は自分自身を励まし、自分を奮い立たせるものでもあります。このように、看護はつらいことばかりではなく、楽しさ、やりがいをとても感じさせてくれます。看護学校は同じ看護職を目指す心強い仲間ばかりなので、互いに励まし合い、助け合いながら頑張ることができるので楽しいです。

現在の学校を選んだ理由等、学校のPR

医療機関で働きながら学べるというところに魅力を感じ今の学校を志願しました。働きながら学べることは、学校で学んだ知識や技術を早くから実践できます。また、職場の先輩や学校の先生に分からないことを聞くこともでき良いこと尽くしです。授業や実習では、先生方が優しく丁寧に教えてくださりとても心強いです。そして、本校には様々な年齢層の学生がいます。一見、「仲良くできるのかな?」と思う人もいると思いますが、日が経つにつれ年齢に関係なくとても楽しく過ごしていました。いろいろな世代の人と関わることで様々な価値観に触れることができ、看護のことだけでなく、社会や礼儀も学ぶことができます。