助産師

助産師

大崎 蒼

国立大学法人富山大学附属病院

産婦人科病棟

<看護職になって通算>3年目(H30)
<現所属>3年目(H30)

大崎 蒼

助産師を目指したきっかけは何ですか?

子どもの頃から看護師に憧れており、高校卒業後に大学の看護学科へ進学しました。その頃から、助産師という仕事にも興味を持っていました。母性看護の授業で産婦人科の医師の講義を受けたことや出産のビデオを観たこと、また、中学からの親友が早産を経験しその話を聞いたことなどにより、私の中で助産師への興味、憧れが益々高まり、自然と「助産師になりたい」という気持ちが強くなっていました。

実際に助産師になってみてどうですか?

順調に妊娠生活を送り、無事に出産し、元気な赤ちゃんと一緒に退院される方も多いですが、すべてがそうではありません。妊産婦さんにとって、妊娠してから出産するまでの時間は、新しい生命への喜びと同時に苦しさ、痛み、不安に耐え抜く時間でもあり、流産・死産といった厳しい現実もあれば、異常分娩で生死をさまようことも少なくありません。そのような環境で働く中で、妊娠することや妊娠を継続すること、無事に出産すること、生きていることが当たり前でないということを実感し、命の尊さを感じています。母児の命を預かる責任の重さを日々感じ、そのプレッシャーの大きさから、悩んだり辛くて泣きたくなったりすることも多くありますが、やはり出産に立ち会った時の感動や喜びは素晴らしいものです。助産師は、日々学び、成長し続けられる大好きな仕事です。

助産師のやりがいや難しさを教えてください。

なんといっても、赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会えることが、助産師として、何よりのやりがいであり、誇りを感じられる瞬間だと思います。産婦さんやそのご家族と分かち合う感動や喜びとともに、無事にやり遂げた安堵感、達成感を得たとき、「助産師になってよかった。」と心から感じます。しかし、出産は何が起こるか分かりません。ひとりひとりがすべて異なる経過をたどるため、異常がないかをその瞬間でアセスメントし、自分がとるべき行動を即座に判断しながらサポートすることがとても難しいです。少しでも対応が遅れると、母児ふたりの命が危険にさらされる場面も多く、一瞬も気が抜けません。毎日、自分の行動を振り返り、「こうするべきだったのではないか」「ああしていたら良かった」と、反省することもたくさんあります。

仕事で大切にしていることはどのような事ですか?

患者さんと接する中で、笑顔と相手への思いやりを忘れないように心掛けています。中でも、特に受け持ち患者さんとは、出勤時にはなるべく毎日顔を合わせるようにし、その方の妊娠・出産経過において、嬉しいことや辛いことなどを沢山話し合い、「自分も一緒に頑張るぞ!」という気持ちで接しています。また、妊産婦さんの訴えに耳を傾け観察する中で、異常のサインを見落とさないように常に緊張感を持って働いています。自分が興味のある分野やまだまだ勉強が足りないなと思った内容については、参考書を読んで勉強したり、研修会に参加したりして、知識や技術を磨けるように努力しています。

休日の過ごし方やリフレッシュ方法を教えてください。

仲の良い同期や先輩、後輩たちと一緒にご飯に行って話したり、カラオケに行って歌ったりすることで気分転換をしています。また、スポーツ観戦が好きなので、家族と一緒にサッカーの試合を観に行くことも楽しみのひとつです。

これから助産師を目指す方へのメッセージをお願いします。

大きな責任が伴い、身体的にも精神的にも大変な仕事だとは思いますが、妊産婦さんとその家族の人生の忘れられない瞬間に立ち会い、その記憶に寄り添うことが出来る、本当に素晴らしい仕事だと思います。一緒に頑張っていきましょう。

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富山大学附属病院は、富山県内の第三次医療施設として中心的な役割を果たしています。産科においては、MFICUやNICUといった周産母子センターが併設されており、ハイリスク妊産婦や、低出生体重児、合併症を持った赤ちゃんを、出生前から管理、治療しています。24時間体制でしっかりと連携を取っているため、緊急時にもすぐに対応出来ます。